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グレース・タン「Materials & Methods」



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POLA MUSEUM ANNEXで開催中の、グレース・タン「Materials & Methods」へ。

グレース・タンは、デザイン・アート・数学的思考すべてを取り入れ、素材や形態に潜む意味や関係性を探りながら制作。
2003年に発表した実際に着用可能な布の構造と方法論を探るプリーツの彫刻作品「the kwodrent シリーズ」で注目を集めました。
今回の展覧会では、初期の作品から最新作まで15年間にわたる彼女のクリエイションの代表的な作品 約35点が展示されています。

つまり、芸術家の描こうとしている複雑な「ある物」とは、科学者のいう「法則」と同じなのではないか?

グレース・タン











by madargallery | 2018-01-31 23:31 | ART

YEBISU GARDEN CINEMA



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YEBISU GARDEN CINEMA へ行ってきました。

素晴らしい作品を上映してきた「恵比寿ガーデンシネマ」が2011年に閉館。
ウディ・アレン監督の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』
『ペイネ 愛の世界旅行』『ジャイアント・ピーチ』など、どれも大好きで印象的な作品ばかりでした。
そして2015年には、その跡地に新生・恵比寿ガーデンシネマこと「YEBISU GARDEN CINEMA」がオープン。
久しぶりに訪れたその場所は、たくさんの映画好きな人々で溢れていました。

そのYEBISU GARDEN CINEMAでは、1月20日より『ライオンは今夜死ぬ』を上映。
主演は、映画史に残る名作『大人は判ってくれない』で鮮烈なデビューを果たし、トリュフォー、ゴダールをはじめ、世界の名だたる巨匠たちにリスペクトされる名優ジャン=ピエール・レオー。
ヌーヴェルヴァーグの申し子 ジャン=ピエール・レオー × 世界で活躍する諏訪敦彦監督。
最高のコラボレーションとして注目されています。

南仏コート・ダジュールを舞台にした美しい映像。
老年の俳優ジャンが愛した女性ジュリエットへの忘れられない想い。
そして、地元の可愛らしい子供たちとの出会い。
映画作りが教えてくれた、生きていく大きな歓び。
「生きることは素晴らしく、死はふたたび出会う場所」

初日舞台挨拶では、諏訪敦彦監督が「ジャン=ピエール・レオーには映画青年を魅了してしまうところがあるようです」と、とても嬉しそうに語っていたのが印象的です。
ちなみに映画のタイトルは、数々のアーティストに歌い継がれている名曲「ライオンは寝ている」から着想を得て誕生したそうです。

鑑賞後は、恵比寿ガーデンプレイス内の深夜までお酒が愉しめるスタンド横丁「BRICK END」へ。
その後、青山ブックセンターから、パリ・ストリート発 フレッシュメイドのモッツァレラサンドイッチショップ「Mmmozza 青山店」へ立ち寄りました。

映画のことを考えながら歩いていました。
大きな赤いグラジオラスの花束を抱えたジャンがゆっくり歩く姿。
ジュリエットの鮮やかな青が美しいワンピース。
降り注ぐ太陽の光溢れる、色彩豊かな風景。
撮影のトム・アラリによる幻想的な演出。

風を感じるような、深呼吸をしたくなるような、そんな心地よい作品でした。
もしかしたら・・・
ジャンはとても長い夢を見ていたのかもしれませんね☆












by madargallery | 2018-01-21 15:15 | 映画のはなし

てくてく歩く。



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青空が広がる週末は、ART空間散歩日和。
軽やかな気分でスタートです。

まずは、東京都港区にある草月会館の2階に位置するカフェ『CONNEL COFFEE』へ。
日本の近代建築を牽引した建築家・丹下健三氏により1977年に竣工された草月会館。
イサム・ノグチ氏が手がけた石庭への眺望が美しいことなどでも知られています。
カフェはデザインオフィスnendoが運営母体となっており、様々な工夫が盛り込まれています。
ネーミングの由来は、様々な人たちとの有機的なコラボレーションを行っていきたいとの思いから「connel」(=様々な要素を「こねる」)で『CONNEL COFFEE』とされたそうです。
なるほど☆

・・・てくてく歩く。
久しぶりのオーバカナル紀尾井町店
そして、夜景も美しい東京ガーデンテラス紀尾井町

・・・てくてく歩く。
仕立て屋のサーカス 『シャビの恋』からスタートした2017年。
『ゴッホ ~最期の手紙~』『アジェのインスピレーション ひきつがれる精神 』からスタートした2018年。
その展覧会でのマン・レイの作品に、マルセル・デュシャン(1916 ゼラチン・シルバー・プリント)がありました。

「アンフラマンス」
その作品を前に、この言葉を思い出しました。
フランスの美術家、マルセル・デュシャンが考案した「アンフラマンス」
『はかりきれない世界の単位』では、現実と非現実の境界の薄さを測る単位として紹介されています。

デュシャンは人が席を立ったあとに残る温もりをアンフラマンスだとしています。誰かが「いる」状態から、その痕跡が完全に消えた「不在」の状態へ移行する間には、その人の微かな体温のみが存在する境界域があるからです。これにならえば、夜が明けてなお早朝の空に消え残る月もまた、アンフラマンスと言えるでしょう。
DIC川村記念美術館 「静寂と色彩 : 月光のアンフラマンス」展覧会概要より

「ある状態が異なる状態へ移行するときに生まれる微妙な境界域」
そこにある大切なこと。
それらを感じとれるような一年でありたいと思っています。












by madargallery | 2018-01-14 15:47 | 日々のこと

ゴッホ ~最期の手紙~



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「間に合ってよかった・・・」

2018年最初のART空間散歩人は、ぐっさんと『ゴッホ~最期の手紙~』鑑賞から。
恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館ホールへ行ってきました。

燃えあがるような情熱を感じさせる個性的な筆致で、今も世界中の人々を魅了してやまない天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
この作品は、世界初、全編が動く油絵で構成される珠玉のアートサスペンス映画です。
俳優さんたちの実写映画としての撮影、撮影後のCGアニメーション、それらをとらえた映像を特別なシステムでキャンバスへ投影。
さらに、長期にわたる特訓でゴッホのタッチを完璧に習得した125名の画家たちの筆で油絵に。
日本からは古賀陽子さんが参加されています。
豪華キャスト陣の名演と、描かれた62,450枚もの油絵。
背景を知り、素晴らしい作品だということを改めて実感しました。
ゴッホの世界に新たな生命が吹き込まれた、まさに、アーティストたちによる情熱の結晶です。

また、日本の文芸評論家 小林秀雄氏は、ゴッホが残した膨大な量の手紙は告白文学の最高傑作であると語っています。
ゴッホが最愛の弟テオに書いた最後の手紙では、こう書き記されていたそうです。
「我々は自分たちの絵にしか語らせることはできないのだ」

そして、サウンドトラックの最後には、英国の女性シンガー・ソングライター、リアン・ラハヴァスの歌う「Starry, Starry, Night」が収録されています。
ドン・マクリーンによるこの曲は「Vincent」という曲名でも知られていますが、優しく切ない歌声が、私たち観る者に深い余韻を残してくれました。
ちなみに「Starry Starry Night」という歌詞で始まりは、ゴッホの代表作の一つでもある「星月夜 (The Starry Night)」という作品に由来するそうです。


美術館で味わう本格的なブーランジェリー・カフェ MAISON ICHI で少し遅めのランチを。『ゴッホ~最期の手紙~』と、その日の「靴」がきっかけとなり、少しだけお話しをしたお隣の女性。
好きな作家の作品は実際にその国へ足を運んで観る・・・カラヴァッジョの作品を観にマルタ島へ旅をされたそうです。
不思議なご縁を感じました。


その後、東京都写真美術館へ。
現在、フランスの写真家ウジェーヌ・アジェの展覧会『アジェのインスピレーション ひきつがれる精神 』が開催中です。
ウジェーヌ・アジェは19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリとその周辺を捉えた写真家です。アジェに憧憬を抱き、手本としてきた写真家たちは後を絶ちません。
また、生前のアジェ自身のコメントがあまり残されていないことから、多くの人たちが様々な想像を巡らせ、その真実に迫ろうとしてきたそうです。

ふと、ゴッホのメッセージが頭に浮かびました。
我々は自分たちの絵にしか語らせることはできないのだ・・・と。


よい1日でした。
ぐっさん、ありがとう。

今年もたくさんの感動を。



追記

ゴッホ原寸美術館 100% Van Gogh! (100% ART MUSEUM)をお借りしました。
《ジャガイモを食べる人々》《アルルの跳ね橋》《夜のカフェ・テラス》《ひまわり》《星月夜》《糸杉》など、初期から晩年まで、ゴッホの代表作を厳選。
力強い筆触やマティエール(絵肌)などゴッホ作品の魅力を楽しむことができました。
原寸図版ならではの迫力・・・貴重な一冊をありがとうございました。

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「タッチ、筆触とはなんと奇妙なものだろう。戸外で風や、太陽や、人々の好奇の目にさらされならがら精いっぱい仕事をし、大急ぎでカンヴァスを埋める。でもそんななかで真実や本質を捉える。それがいちばん難しい。しかし、少し経ってまたこの習作にとり組み、描く対象の感じにあわせて筆触を整えていくと、確実に調和がとれ、見栄えもよくなって、静けさや微笑みが加わってくる」

ゴッホの手紙より。












by madargallery | 2018-01-07 12:17 | ART

セーヌ左岸の恋



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アンがおれに火を貸してって言ったんだ。

おれたちはベンチに座って話してた。
朝、雨が降りだした。


・・・

Love on the Left Bank
セーヌ左岸の恋
エド・ヴァン・デル・エルスケン


・・・

いつも心に感動を。











by madargallery | 2018-01-03 23:10 | ART

本年もよろしくお願いいたします



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この一年が皆様にとりまして
幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます

お世話になっている、Bird Design Letterpressの市倉さん。
今年も市倉さんデザインの、シンプルで洗練された印象と深いへこみが特長の2018年活版印刷年賀状をお願いしました。
優しい色彩と可愛いイラストが素敵です。

また、まきさんと昌子さんからの嬉しい贈り物。
可愛らしい「お干菓子 迎春」と新春をことほぐ縁起菓子「お多福面」
今年も、いろいろとご一緒できることを楽しみにしています。
まきさんと昌子さん、ありがとうございました☆


あけてめでたい初春の
こぎ出す夢の手枕に
のぞむは福呼ぶ 宝の船か
一富士 二鷹 三茄子


本年もよろしくお願いいたします



しおざきまさこ











by madargallery | 2018-01-01 13:23 | 日々のこと


ART空間散歩人 しおざきまさこ の日々のこと

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ART空間散歩人
しおざきまさこ


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「ART空間散歩人」として、美術館や劇場をはじめ、素敵なART空間を散策し、自分なりの言葉で綴っています。
アート、映画、音楽が大好きです。

人と人とのつながりを大切に、緑溢れる公園・カフェ・美術館など様々な空間で、既存の枠にとらわれることなく自由な発想で芸術を楽しむ・・・
これからもそのような、空間をつくるお手伝いをしていきたいと思っています。そして、皆さんと楽しい時間を共有できたら嬉しいです。

また、刺繍作家・イラストレーターとして、日々創作活動を続けています。

どうぞよろしくお願いいたします。

ごあいさつ


・・・・・・・


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・・・・・・・


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・・・・・・・


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