MADAR GALLERY



カテゴリ:映画のはなし( 70 )


YEBISU GARDEN CINEMA



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YEBISU GARDEN CINEMA へ行ってきました。

素晴らしい作品を上映してきた「恵比寿ガーデンシネマ」が2011年に閉館。
ウディ・アレン監督の『世界中がアイ・ラヴ・ユー』
『ペイネ 愛の世界旅行』『ジャイアント・ピーチ』など、どれも大好きで印象的な作品ばかりでした。
そして2015年には、その跡地に新生・恵比寿ガーデンシネマこと「YEBISU GARDEN CINEMA」がオープン。
久しぶりに訪れたその場所は、たくさんの映画好きな人々で溢れていました。

そのYEBISU GARDEN CINEMAでは、1月20日より『ライオンは今夜死ぬ』を上映。
主演は、映画史に残る名作『大人は判ってくれない』で鮮烈なデビューを果たし、トリュフォー、ゴダールをはじめ、世界の名だたる巨匠たちにリスペクトされる名優ジャン=ピエール・レオー。
ヌーヴェルヴァーグの申し子 ジャン=ピエール・レオー × 世界で活躍する諏訪敦彦監督。
最高のコラボレーションとして注目されています。

南仏コート・ダジュールを舞台にした美しい映像。
老年の俳優ジャンが愛した女性ジュリエットへの忘れられない想い。
そして、地元の可愛らしい子供たちとの出会い。
映画作りが教えてくれた、生きていく大きな歓び。
「生きることは素晴らしく、死はふたたび出会う場所」

初日舞台挨拶では、諏訪敦彦監督が「ジャン=ピエール・レオーには映画青年を魅了してしまうところがあるようです」と、とても嬉しそうに語っていたのが印象的です。
ちなみに映画のタイトルは、数々のアーティストに歌い継がれている名曲「ライオンは寝ている」から着想を得て誕生したそうです。

鑑賞後は、恵比寿ガーデンプレイス内の深夜までお酒が愉しめるスタンド横丁「BRICK END」へ。
その後、青山ブックセンターから、パリ・ストリート発 フレッシュメイドのモッツァレラサンドイッチショップ「Mmmozza 青山店」へ立ち寄りました。

映画のことを考えながら歩いていました。
大きな赤いグラジオラスの花束を抱えたジャンがゆっくり歩く姿。
ジュリエットの鮮やかな青が美しいワンピース。
降り注ぐ太陽の光溢れる、色彩豊かな風景。
撮影のトム・アラリによる幻想的な演出。

風を感じるような、深呼吸をしたくなるような、そんな心地よい作品でした。
もしかしたら・・・
ジャンはとても長い夢を見ていたのかもしれませんね☆












by madargallery | 2018-01-21 15:15 | 映画のはなし

映画『はじまりの街』



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岩波ホールで上映中の『はじまりの街』
この作品は「イタリア映画祭2017」で『La vita possibile(原題)』として紹介されました。
『幸せのバランス』『われらの子供たち』に続いて、再び家族をテーマとしたイヴァーノ・デ・マッテオ監督の最新作。
イタリアのパリと称される美しい街トリノを舞台に、イタリアを誇る二大女優マルゲリータ・ブイとヴァレリア・ゴリーノの息のあった演技が光る感動作です。
そして、深い湖のような美しい瞳が印象的だったアンドレア・ピットリーノ。
母親を健気に気遣う息子ヴァレリオを見事に演じました。
孤独な気持ちを抱えながら、自転車を走らせる姿が印象的です。

どうしようもないほどの哀しみ。
人生の新たなスタートに向けて歩もうとする母と子、そしてその二人をさりげなく見守る心優しき人たち。
明日を信じる自分には、ささやかな奇跡がやってくる・・・

エンディング挿入歌、シャーリー・バッシーの「This Is My Life(La vita)」
季節を感じる映像の美しさ。
落葉が輝く晩秋の街、部屋のライトの影、自転車を走らせていたポー川。
そして、この映画のフライヤー。
「優しいグリーンと鮮やかなレッド」
アンナのマフラーの色から、繊細な心と映画のメッセージが伝わってきます。

過ちを嘆いたり、幸運を忘れたり、それでも人生より素晴らしいものはない。
映画『はじまりの街』









by madargallery | 2017-11-29 17:17 | 映画のはなし

逗子へ・・・ CINEMA AMIGO



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逗子にあるシネマカフェ『CINEMA AMIGO』へ。
民家を改装して作ったどこか懐かしい空間。
地元の心のこもった安心野菜や海の幸をつかった料理をいただきながら、娯楽作品からドキュメンタリーまで様々な映画を楽しめます。
夜はBARにもなる『CINEMA AMIGO』
上映設備はもちろん、ちょっとしたライブができる機材もあるそうです。

この日は『人生フルーツ』を鑑賞。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。
建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。
刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす奥様の英子さん。
長年連れ添ったご夫婦の丁寧な暮らしを優しく見守った作品です。
こつこつ、ゆっくりと。
「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」
モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉だそうです。

また、10月に上映される作品
『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』
絵コンテ作家の巨匠ハロルドと、名リサーチャー リリアンの知られざる“愛の物語”
・・・こちらも楽しみです。

そして、この秋開催される「NIGHT WAVE
波があたかも青白く発光しているように演出するメディアアート作品です。
夏の暑さも過ぎた秋の逗子海岸。
静かに打ち返す波の音。
幻想的でゆったりとした時間を過ごしてみたい・・そんな気持ちになりました。












by madargallery | 2017-09-17 22:55 | 映画のはなし

映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』



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映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』

「俺たちは、ふたりで一つだ」

フランス史上初の黒人芸人ショコラ。
そして、彼を支えた相方のフティット。
20世紀初頭「映画史上初めてスクリーンに登場した芸人コンビ」として、多くの人々を魅了しました。

1900年のパリ万博でも活躍し、お菓子や石鹸などの商品パッケージキャラクターに起用されるほど絶大な人気を博した彼らは、多くのアーティストにも影響を与えたそうです。
ロートレックが彼らを絵のモチーフにしたほか、映画の祖リュミエール兄弟は二人の芸をフィルムに収め6本の作品を残しました。

この作品は、スターにのぼりつめ、笑いで革命を起こしたものの人種差別の根は深く、歴史に名を残せなかったショコラの生涯と相方フティットのコンビ愛を丁寧に描いた真実の物語です。

2017年はショコラ没後100年。
ショコラの成功と転落の人生、差別を受けた彼の苦悩。
ショコラを支えた相方フティットと、周囲の偏見の目にさらされようとショコラを愛した妻マリー。
芸人としての輝かしい功績が映画となって蘇りました。

ショコラ役は『最強のふたり』のオマール・シー。
そして、喜劇王チャップリンの実孫であるジェームス・ティエレがフティット役を演じました。
彼らの演技は、まさに「フティット&ショコラ」そのものでした。

父と母が観た映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』
映画好きの父は、ジェームス・ティエレの姿にチャップリンへの想いを重ねたそうです。
映像の美しさ、心揺さぶられる音、色鮮やかな衣装。
当時の暮らし、そしてサーカスという芸術。
それらがきっかけとなり、私も劇場へ向かいました。
楽しい場面でも、切ない場面でも、複雑な気持ちで見守る私。
それだけ、深く静かに心に響いた作品だったのです。


ベル・エポック期を駆け抜けた素晴らしいアーティストの物語。
二人の友情が、とても強く深いものだったと感じた最後のシーン。
あの笑顔がすべてを物語っていたのだと思います。



追記

フライヤーには、ロートレックがショコラを描いた作品が掲載されています。
(アイリッシュ・アンド・アメリカンバーで踊るショコラ -1896年、水彩・クレヨン-)
そして、映画にはセンス溢れるポスターが登場します。
東京都港区にあるリボリアンティークス(ロートレックやミュシャなど19世紀末のパリの作品をあつかう画廊)さんのブログに詳しくご紹介されています。

また、壁一面に張られた鏡や赤い椅子が印象的なオーバカナルでは、フランス版のポスターを展示中です。


公式サイト
映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』
http://chocolat-movie.jp/index.html

シネスイッチ銀座 
シネマニアでお世話になった青柳さんの作品が展示されています。
http://www.cineswitch.com/

映画の原案本のご紹介
『ショコラ 歴史から消し去られたある黒人芸人の数奇な生涯』
ジェラール・ノワリエル・著
舘葉月・訳
(集英社インターナショナルより)
http://www.shueisha-int.co.jp/archives/3825













by madargallery | 2017-02-10 10:15 | 映画のはなし

ラ・ラ・ランド



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https://twitter.com/lalaland0224

『セッション』監督最新作は極上のミュージカル・エンターテイメント。
2017年2月24日 TOHOシネマズみゆき座他全国公開です。










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by madargallery | 2016-11-13 23:53 | 映画のはなし

フィンランドムービーレイトショー



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南青山にあるスパイラルで開催された「フィンランドムービーレイトショー」へ行ってきました。
アルテック「ドムス チェア展覧会」内での、一夜限りのスペシャルイベントです。
映画は、キノ・イグルーのお二人。
「フィンランドムービーレイトショー」と題し、フィンランドの奇才、アキ・カウリスマキの映画『浮き雲』を上映してくださいました。
秋の夜、貸し切りのスパイラルはいつもとは違う雰囲気で、私を映画の世界へ連れて行ってくれました。
素敵な時間をありがとうございました。



・・・

『浮き雲』

1996年 フィンランド 96分
監督:アキ・カウリスマキ
出演:
カティ・オウティネン
カリ・ヴァーナネン

配給:ユーロスペース


・・・











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by madargallery | 2016-10-16 23:08 | 映画のはなし

映画『もしも建物が話せたら』

















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by madargallery | 2016-02-19 00:26 | 映画のはなし

わたしを離さないで



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世界的に権威ある文学賞・ブッカー賞受賞の英国のベストセラー作家カズオ・イシグロ原作
『わたしを離さないで』
最近では世界で初めてドラマ化されるなど話題となっています。

映画史上かつて描かれたことのない『秘密』
Bunkamura ル・シネマで観た映画『わたしを離さないで』は、儚すぎる青春の切なさに胸がしめつけらました。

この作品について、ある対談で彼はこのように語っていました。
「状況を受け入れる、というのが重要なテーマ」
「避けがたい過酷な境遇を受け入れながら、人生に意味を見いだし、ベストを尽くそうとする。
人生は短い。その中で自分にできることは何か?読者一人一人に考えてほしかった。」と・・・。


そして、大切にしている言葉があります。

大人になることは自分の至らぬ点を認め、自身を赦すことだ。
現実には人生は困難だが、それでも折り合いをつけることを学ぶべきなのです。
とはいえ、自分自身に完璧を求めてはいけません。
自身の至らない点を受け入れる術を学ぶこと、それが大人になる上で重要なのです。

カズオ・イシグロ













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by madargallery | 2016-01-19 23:58 | 映画のはなし

66 (Old) Movie Dance Scenes Mashup



66 (Old) Movie Dance Scenes Mashup
(Mark Ronson-Uptown Funk ft.Bruno Mars)













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by madargallery | 2015-12-10 11:20 | 映画のはなし

ありがとう、シネマライズ



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長年渋谷の映画文化を担ってきた「シネマライズ」
『黄金のアデーレ 名画の帰還』の上映をもって、2016年1月、その長い歴史に幕を閉じます。

実在したバロック時代のカストラート歌手 ファリネッリの生涯を描いた伝記映画『カストラート』若かりし頃のディカプリオが出演した『バスケットボール・ダイアリーズ』など衝撃的な作品の数々が印象的です。

同館跡(ライズビル2F)にはライブハウス「WWW」2号店が2016年初秋開業とのこと。

たくさんの思い出をありがとう。



・・・

シネマライズ オフィシャルサイト
http://www.cinemarise.com/

映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』公式サイト
http://golden.gaga.ne.jp/

・・・










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by madargallery | 2015-11-10 00:02 | 映画のはなし


ART空間散歩人 しおざきまさこ の日々のこと

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