そもそも、背景には深い歴史があったことを知ってほしいと思います。
昭和20年、突然横浜を襲った空襲。これが横浜大空襲です。
緊急停車した車両の乗客と、難を逃れるために避難してきた住民は大きな被害に遭遇しました。
黄金町駅とその周辺は、大きな惨劇を生みました。
やがて、特殊飲食店街などの商売も始まります。
徹底した一斉摘発が始まったのは2005年。取締りに終止符が打たれます。
生きるため・・・そんな言葉が浮かびます。
穏やかな天気、ゆったりとした大岡川からは想像も出来ない話です。
強く生きてきたこの場所を守り残していくのは私達なんだなと思いました。
・・・そして「黄金町バザール」
実際に行ってみて感じたこと。
それは、みんなアートを通して「楽しんでいる」ということでした。
お子さまからご年配の方まで、笑って一緒にものづくりを楽しんでいるのです。
難しく考えなくてもいい、心から楽しむことが大事なんですね。
会期終了後もきっと多くの方が訪れると思います。
そして何かを感じ、何かを伝えていってくれればと、参加者の一人として心から感じました。