金沢より福が来ました。
金沢の名店、落雁専門店
諸江屋さん。
お正月の縁起菓子として「福徳せんべい」があります。
俵や打ち出の小槌をかたどった煎餅の中に七福神の砂糖菓子やだるまの土人形が入っています。
カラカラとかわいい音がして、ワクワクさせてくれます。
何が入っているかは、割ってからのお楽しみ!
同じ縁起菓子として紅と白のお椀型のもち米煎餅を合わせた「久寿玉」というものがあります。球体の中に6種の金沢古来の駄菓子が詰められています。
最近では全国的に、このお正月の縁起菓子が人気を集めているようで、ようやく手にすることができました。
金沢では「福徳」、おみくじが入った「辻占(つじうら)」、「福梅」の三つの菓子がそろわないと新年を迎えられないというほど、これらが大事にされているのだそうです。
金沢といえば「和菓子」
慶弔などの儀礼的な場、季節ごとの日常生活の中にもさまざまな菓子が用いられていて、菓子屋は藩より大切にされた家業であったと言われました。
それが、今日の菓子業発展に結びついたと考えられているようです。
遊び心あふれる縁起菓子は、子供から大人まで楽しませてくれます。
小京都「金沢」は、歴史の街でもあります。見てよし、歩いてよし、食べてよし。
また、おしゃれな雑貨屋さんやカフェもたくさんある街でもあります。
美しい和菓子が今に受け継がれているように「美」の心もちゃんと受け継がれているのですね。