玉川高島屋S・C 西館1Fアレーナホール内で「
ホピ族の精霊たち カチーナ人形展」が開催中です。カラフルなポスターも素敵です。
さて、ホピ族とは?
ホピ族はアメリカ・アリゾナ州に小さな居留区を持つ北米最古のネイティブアメリカン。「ホピ」とは「平和の民」という意味があるそうです。
彼らは、太古から万物には精霊が潜んでいると信じてきました。その姿をポプラの木から彫り出したのがカチーナ人形。
色とりどりの、カチーナ人形には数多くのキャラクターがあり、それぞれに深い意味がこめられています。
例えば、太陽のような顔をしたカチーナ人形「タワ・サン・カチーナ」
太陽の精神を意味します。明るい未来を運んでくれます。
私が小学生だった頃、ある「お守り」が話題になりました。
小さいな袋の中には、民族衣装を纏った、小さな小さな人形が入っています。
悩み事・お願い事を伝え、願いが叶ったらそっと土に埋めるというものです。
私は順番を間違え、先に埋めてしまった記憶があります。
この「お守り」のように、人形を大切にし、何かを託すという意味ではどこか共通するもの感じました。
開催中、1945年に撮影されたホピ族の生活や伝統的な儀式を記録した映像をも上映しているとのこと。これは貴重ですね。
見ているだけで、笑顔をもたらしてくれるカチーナ人形。
大自然のような心で「守ってくれる」という安心感を与えてくれます。