東京ステーションギャラリーで開催中の「
アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」展へ行ってきました。
「
東京ステーションギャラリー」は1988年、駅を単なる通過点ではなく、香り高い文化の場を提供したいという願いを込めて、東京駅丸の内駅舎内に誕生した空間です。
煉瓦壁の展示室をもつ贅沢な美術館。
何度も訪れたくなる最高の美術館です。
「アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国」
アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの芸術家として世界的に高く評価されながらも、日本ではほとんど知られていないアドルフ・ヴェルフリ[1864-1930]の、日本における初めての大規模な展覧会。
美術教育を受けずに生みだされた他に類をみない表現、奇想天外な物語性、そして音楽に対する情熱が強く伝わってきました。
彼しか描けない世界。
彼が想像した「王国」の世界。
その物語を紡いだアドルフ・ヴェルフリ。
いろいろな想いを胸に美術館を後にしました。
私は東京駅から帰る時、少し歩いて東京メトロ千代田線二重橋前駅を利用します。
新しく、また歴史を感じさせる建物を眺めながら。
「二重橋前駅 3番出口」
では また 東京駅で。