「ねえ ムーミン」
ムーミンがバレエを踊りました!
北欧バレエ界を牽引する名門・フィンランド国立バレエ団が、同国の国民的キャラクターである、あのムーミンをバレエ化。
トーベ・ヤンソンの原作に基づく『たのしいムーミン一家~ムーミンと魔法使いの帽子~』を日本にて世界初演とのこと。
ぐっさんと、
Bunkamuraオーチャードホールへ行ってきました。
「
ムーミンバレエ」の実現には、ムーミンの童話が誕生した1945年から実に70年もの時間がかかったそうです。
想いをカタチにする大切さを改めて感じました。
日本初演のこちらの作品、フィンランドでは来年1月に上演予定だそうです。
また、北欧らしい現代的センスが光る秀作も多数楽しませていただきました。
チュチュを着た男性がチャイコフスキーの交響曲で踊る『悲愴』も印象に残った作品です。
「ムーミンの物語は、現代で生きるために必要な思いやり、愛情、そして共感する力を教えてくれる」
芸術監督のグレーヴ氏は語っています。
当日劇場にいらしたグレーヴ氏は、どんな気持ちで舞台を見守っていたのでしょうか。
舞台はまるで色鮮やかな絵本の世界。
ムーミン谷の冬、雪の精が踊るなか、ムーミンたちは冬眠中。
時が流れ、春が訪れたムーミン谷は長い眠りから目覚めます。
花が踊り、ムーミンたちも踊る。
つま先立ちをする姿は、なんて愛おしいのでしょう。
ムーミン役のフローリアン・モーダンさんをはじめ、キャスト全員に大きな拍手を。
大人も子供も、ムーミンも。
みんなが「バレエに出逢った日」
ムーミンパパは言いました。
「それを受ける準備ができている人には、その人生は大きな奇跡に満ちている」
最後に・・・
ぐっさん、こんなにも素敵な舞台をありがとうございました☆