焼き物をつくることは草花を育てる事によく似ている。
水をやり、肥料をほどこし、剪定する。
根気強く、毎日、手間を惜しまずに。
そして、美しい花が咲く。
素材の変化に合わせて手を加える。
工芸はまるで命ある何かを育てるかの様。
焼きあがった時のフォルムが自然で伸びやかであるように。
ロクロの上で土と対話を繰り返す。
うつわとしての命の美しさを大切に。
秋谷茂郎さんの言葉より
陶芸家
秋谷茂郎さんから、素敵なご案内をいただきました。
ありがとうございました。
青山通りの一本裏手にある うつわの店「
楓」
春の若葉、夏の濃い緑、秋の紅葉、
冬には枝の動きがくっきりわかり
折々に四季を感じられ楽しめることから店名にされたそうです。
食卓に彩りを添える青彩と白のうつわ。
空間の大きな窓からの自然の光を通して、作品の息遣いを感じます。
それぞれに違った表情がある「青と白」
秋谷さんの笑顔や優しさ。
作品からお人柄が伝わってきました。