私はきっと、夢を見ていたのだと思います。
真っ暗な空間、優しく灯る電球
白い布で出来たテント、映り込む光
そこに広がる幻想的な世界。
「仕立て屋のサーカス (circo de sastre)」東京公演へ行ってきました。
物語音楽家 × 裁縫師 × 照明作家 による音と布と光のサーカス。
二人の音楽家・曽我大穂さん(マルチ奏者)、ガンジーさん (コントラバス)とファッションデザイナー・スズキタカユキさん、照明作家・渡辺敬之さんで構成される現代サーカスグループです。
circo de sastre(シルコ・デ・サストレ)とは、スペイン語で“仕立て屋のサーカス”という意味。
2014年に初演されて以来、全国各地で公演を行っています。
「お酒や素敵な料理を味わいながら、自由なスタンスで楽しんでいただければ嬉しいです。
色々な角度から観て頂きたいので、空いている御席があれば、途中で移動していただいても大丈夫です。
皆さまそれぞれにとって特別な夜に出来ればと思っています。」
当日のご案内にはこのようなメッセージが。
お客様に対しての想いが伝わってきました。
東京・原宿にある
VACANT。
こちらを通じて出会った「仕立て屋のサーカス」
今回の開催場所は、2016年春「新宿」に誕生した空間
LUMINE0〈ルミネゼロ〉。
ファッションショーからセミナーまで、多用途に展開可能なルミネの文化創造空間です。
2017年のアート散策は「仕立て屋のサーカス (circo de sastre)」からスタート。
心揺さぶられる作品に出会いました。
自分で決めてきた「無意味なルール」
それらをちょこっと変えてみる
あるいは、解放してみる
きっと世界が違って見えてくる
そんなことの繰り返し
いつかまた
きっとよいカタチで
めぐりあう日がやってくる
今はただ、
自分の想いを信じてみよう
今年もたくさんの感動を。