駿河の国の芸術祭
富士の山ビエンナーレ
二〇一六
フジヤマ・タイムマシン
2016年10月28日、いよいよスタートしました。
2014年、市民有志が立ち上げスタートした「
富士の山ビエンナーレ」
静岡市、富士市、富士宮市で開かれる第二回目のテーマは「時の響き合いから今を考える」
富士山や駿河湾といった何万年もかけて形づくられた自然環境。
そして、産業構造の変化を経てきたこの地域。
それぞれ違った時の表情からこの土地がどのようなものであったのか、そしてどのようなものになりつつあるのかを考える芸術祭。
同ビエンナーレのディレクターは「十和田奥入瀬芸術祭 SURVIVE この惑星の時間旅行へ」(十和田市現代美術館ほか、2013年)や「そらいろユートピア」(十和田市現代美術館、2014年)をはじめ数々の展覧会を手がけた小澤慶介さん。
近年では「六本木クロッシング2016展 僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)にて共同キュレーターを務められました。
楽しみにしていた「富士の山ビエンナーレ」
富士山の麓での芸術祭へ行ってきます!
11月27日まで開催中です。
追記
週末、富士山の麓での芸術祭「富士の山ビエンナーレ」へ行ってきました。
作品の写真は
こちら。
この芸術祭のディレクターでもあり、また、いつもお世話になっているキュレーターの小澤慶介さん。
「富士の山ビエンナーレ」の参加アーティストの想いや作品の背景を丁寧に説明してくださり、本当にありがとうございました。
大切なのは意見の違いではなく、『遊び』の感覚や、『わけがわからないけれど面白いもの』への興味をもとに、違う思想の持ち主が関わり続けること
私が大切にしているメッセージです。
この土地を舞台に人と自然とアートが織りなす芸術祭。
ここで暮らす人々が歴史を伝え、そして、新しいことを受け入れようとする姿はとても優しく、芯の強さも感じました。