国内外から集まった様々なジャンルの50チームのアーティストが、約2ヶ月間、生きいきとした制作現場を共有する「
BankART Artist in Residence OPEN STUDIO 2016」
5月27日から、その現場が一般公開されました。
パフォーマンスと映像を使ったインスタレーションの制作をはじめ個性溢れる空間。
いつもの
BankARTとはまた違ったパワーを感じることができました。
4月にKOMAGOME1-14 casにて
二人展『INSIGHT OUT』を開催された
ヤナギ ハルヤスさんも、このアーティストインレジデンスにて、写真と絵画のインスタレーションを制作されました。
テーマは「NEXUS 結びつけるもの -分離から共有、共感の時代へ-」
人や物事を繋ぐ”結びつけるもの”
それらを連想させるモチーフを追いかけた作品の数々。
ヤナギさんの
プロジェクトNEXUS。
関係性が希薄な現在において、それでもなお私たちは個として生きるには全体との結びつきが必然であることを意識的あるいは無意識的に知っています。今回のプロジェクト” NEXUS 結びつけるもの ”では、普段の生活の中で見過ごされがちなことを切り取り提示することにより、私たちの存在の在り方を問う機会にします。
・・・このように綴られています。
ヤナギさんの世界観溢れた優しい色彩、作品の手触り。
そして、それぞれのストーリー。
私が向き合った作品には、今の私に必要なメッセージが隠されているような気がします。