美しい色彩、魅惑的なダンス、驚愕のアクロバット。
目の前に広がる舞台は、まるで真夜中のおもちゃ箱のようでした。
ブロードウェイミュージカル『ピピン』
ボブ・フォッシーによる演出と振付で1972年にブロードウェイで初演。
当時もトニー賞5冠に輝いた、ブロードウェイミュージカルの名作中の名作です。
2013年にダイアン・パウラスの新演出で鮮やかに蘇りました。
今回のパウラス版はサーカス・テントが舞台。
フォッシーは、サーカスを愛してやまなかった映画監督フェデリコ・フェリーニのことも敬愛していたとか。
彼の作品『オール・ザット・ジャズ 』は、フェリーニの『8 1/2』へのオマージュだそうです。
美しくカリスマ的な”リーディングプレイヤー”によってアクロバットサーカス一座が潜む魅惑的な世界に誘い込まれた若き王子ピピン。
人生を変える冒険と情熱に憧れる彼は、ある日「素晴らしく特別な何か」を探し求める旅に出ます。
とても魅力的なストーリーです。
「ボリショイサーカス」での道化師ユーリ・ククラチョフ。
騎馬スペクタクル「ジンガロ」
何かがはじまる・・・というドキドキした感情と不思議な空間。
幼い頃の思い出と、今の私の想いがリンクした作品『ピピン』
最後に彼が見つけた本当の幸せとは・・・?
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ブロードウェイミュージカル『ピピン』
SPECIAL WEBSITE
http://www.pippin2015.jp/
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