京王線「芦花公園(ろかこうえん)」駅にある
世田谷文学館。
『宮西達也ワンダーランド展 ヘンテコリンな絵本の仲間たち』へ行ってきました。
絵本を描き続けて、まもなく32年を迎える宮西達也さん。
カラフルな色彩と元気でありながら繊細でやさしいタッチにあふれた数々の作品は、子どもから大人まで多くの人々を魅了してやみません。
今回の展覧会では、代表作を中心に初期作品や秘蔵のラフスケッチなどを加え250余点を展示。
その作品を前に、懐かしく不思議な気持ちになりました。
「この色彩、このタッチ、宮西さん・・・そうだ!」
思い出したのは、こちらの絵本。
1998年10月発行『いとしのウルトラマン』『おしえてウルトラマン』
恋に不器用なウルトラマンの姿をコミカルに描いた『いとしのウルトラマン』
『おしえてウルトラマン』は様々な悩みにイラスト入りでわかりやすく答えた、ウルトラマン流人生相談。
どこか不器用で心優しい主人公たちの心癒される絵本です。
きっとあの時も、宮西さんが描く世界にドキドキ・ワクワクしていたのでしょう。
記憶の本棚にも大切に保管されていました。
過去と現在をつないでくれた不思議な展覧会。
『宮西達也ワンダーランド展 ヘンテコリンな絵本の仲間たち』
9月23日(水・祝)まで開催中です。
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世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/
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