東京国立近代美術館-フィルムセンターで開催された
「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」へ行ってきました。
『シェルブールの雨傘』(1964年)、『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)など、フランス映画にミュージカルの歓びをもたらし、日本でも高い人気を誇る映画監督ジャック・ドゥミ(1931-1990)。
この「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」は、昨年パリのシネマテーク・フランセーズで行われた展覧会の初のアジア巡回で、スチル写真や撮影スナップ、美術デッサンや製作資料、さらにドゥミ本人のアート作品も紹介しながら、ある時は晴れやかに、時にはメランコリックに、色とりどりのファンタジーを観客に届けてきたその生涯と業績を振り返っていました。
関連企画として、専門家によるトーク・イベントのほかに、日本との合作映画『ベルサイユのばら』(1978年製作)の特別上映会もありました。
今回のDM、そして展示されていたポスターの数々。
色彩、構図、お洒落な世界に魅了されました。
来年開催の
「ミュージカル映画の世界 ポスターでみる映画史Part 2」も期待しています。