先日、スパイラルで開催中の「
絵画は踊る-タグチ・アートコレクションのエッセンス」へ行ってきました。
タグチ・アートコレクションは1990年頃、とあるブティックの店頭で見かけたキース・ヘリングの版画に心を打たれたことがきっかけで、現代アートのコレクターとなった実業家・田口弘氏の個人コレクションです。
「会議は踊る」・・・いえ、「絵画は踊る」
ダイナミックで、今にもそこから動き出しそうな作品の数々。
中心となる円形の広間「アトリウム」をダンスの舞台に見立て、私たちを魅了してくれました。
作品としてのアートは人に見てもらわなければならないと思います。
見てもらうことで人々とのコミュニケーションが成立し作品として機能するのです。
田口氏のメッセージが印象的です。
飛び出した作品たちの「踊る姿」を、とても自由なスタイルで楽しませていただきました。