先日、
劇団ワンツーワークスさんのお芝居を観てきました。
場所は、
吉祥寺シアター。久しぶりの吉祥寺です。
『みんな豚になる-あるいは蝿の王-』
衝撃的なタイトルです。
今回の作品は、ウィリアム・ゴールディングの小説『蝿の王』を下敷きにして新たに戯曲を書き下ろしたものだそうです。
鑑賞してから何日か経過しましたが、役者さんのあの「目」が頭から離れません。
息を呑んで見つめる舞台。
わかっていても、これが現実・・・。
パンフレットに書かれた演出・古城十忍さんの言葉が印象的です。
「思うようにならない」ことに直面しても、それをうまく切り抜ける方法を生み出せるはず・・・。と思うものの、そう簡単に事が運ぶのなら、きっとこの世には
「いじめ」も「殺人」も「戦争」もとっくの昔に途絶えているのではなかろうかとも思う。
貴重な作品を拝見することができました。
お声をかけていただいたことに感謝しています。