先日、『
コーラスライン』を観に行ってきました。
場所は
赤坂ACTシアター。
舞台は大好きです。
旅先での観劇を含めてたくさんの舞台を観てきましたが、この作品は初めてです。
マイケル・ダグラスが演出家を演じる映画版『コーラスライン』
ブロードウェイの長い歴史の中で、初めてオーディション会場をカメラが捉えた『
ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』
どちらも感動的でした。
1975年にブロードウェイで初演されて以来、15年におよぶ大ロングランを記録した伝説的ミュージカル。
故マイケル・ベネットの右腕であり、初演時のオリジナルキャストのバイヨーク・リーが振付、Re-Stagingを担当。
先日のドキュメンタリーでは、バイヨーク・リーが伝統を守り細かい部分まで指導している姿も印象的でした。
ブロードウェイに立つことに全てをかけるダンサーたちの熱き思い。
「どうか受かりますように」とオーディションに臨むダンサー。
「悔やまない、選んだ道がどんなにつらくても全てを捨てて。生きた日々に悔いはない」
静かに進む舞台の中で、ダンサーの気持ちが強くずっしりと伝わってきました。
そして、運命の最終結果発表へ・・・。
あの有名な名曲『One』、そしてフィナーレ。
ダンサーたちの爽やかな笑顔、ダンスは感動的でした。
バイヨーク・リーは力強く語ります。
「今この作品が日本に行くことには重要な意味があると思うの。
『コーラスライン』のオープニングナンバーは"I hope I get it"。
『きっと立て直せる』と訴えるこの歌には、未来への希望がこめられているのよ」