先日、新聞に気になる記事が掲載されていました。
「乾杯!私のアコーディオン人生」(記者:宮嶋加菜子さん)
銀座にあるドイツのビアレストラン「
ゲルマニア」
赤いフェルト帽に緑のチョッキ姿でアコーディオンを弾く清水信治さん(75)がお客さんたちを楽しませてくれます。
その「ゲルマニア」と清水さんにスポットを当てた記事でした。
昭和30年開業の「ゲルマニア」
当時は貿易商であふれ、英語やドイツ語が飛び交っていたそうです。
知らない者同士でも音楽がかかると肩を組んで一緒に歌う光景は今も変わらないのだとか・・・。
清水さんは最初、お店で演奏することに抵抗があったそうですが「ビールとアコーディオンの仕事は天職だと思える」とも書かれています。
もう10年以上前になりますが、以前の職場の上司に連れて行っていただいたお店でした。
忘れられないお店です。
扉を開けると、そこはまさに「陽気な酒場」
その空気が心地よく、仕事の疲れも忘れ、飲んで食べて歌った記憶は今も鮮明に残っています。
(ちなみに、ジャーマンポテトが最高に美味しい!)
忙しくても温厚な上司は、丁寧に仕事を指導してくれました。私を育ててくれた第2の親のような存在。
昨年春に定年退職をされ、今では男性コーラスの一員として元気でご活躍されているようです。
今度お会いする時は、「ゲルマニア」の話で盛り上がりたいと今から楽しみにしています。
「ビアホールは人生を楽しむ場所なんだ」
さあ今夜も「みんなで、プロースト(乾杯)!」