「人生ってのは、自分が魚拓にされるまでの物語だ」
久しぶりに泣けました。
先月3月13日にNHKで放送された平成21年度文化庁芸術祭大賞受賞作品「
火の魚」
広島の小さな島に住む老作家・村田省三と原稿を受け取るため東京の出版社から来た女性編集者・折見とち子。
この2人の不思議な関係を描いています。ユーモラスに、そして、ちょっと切ない作品。
村田省三役の原田芳雄さんも圧倒的な存在感。そして折見とち子役の尾野真千子さん。
河瀬直美監督の映画『萌の朱雀』『殯の森』の出演で注目された尾野真千子さんは、外見とは違い、強く芯が通った女優さんです。
私が釘付けになった、女性編集者・折見が島の子どもたちに紙芝居を演じるシーン。
その紙芝居はオスカー・ワイルドの「幸福な王子」でした。
薄暗いお寺の中に光を放つ影絵の紙芝居。こんなに美しい紙芝居は初めてです。
ドラマ終了後、すぐに検索。
「影絵プラネット・・・?」
この美しい影絵を作られたのは、影絵作家の浜崎ゆう子さんという女性でした。
浜崎さんの作品をもっと知りたい・・・そう思った私はある場所に向かいました。
影絵プラネット 浜崎ゆう子さんのHP
http://www.geocities.jp/hamayujp/