「東欧で製作されるハリウッド映画が増えている」
先日、新聞にこのような記事が掲載されていました。
その理由として挙げられるのは、コストの問題です。
なんと、米国や西欧より安く、撮影費は米国の6分の1だそうです。
例えば、ブルガリアの首都ソフィア郊外にあるニュー・ボヤナ・スタジオ。
(62年設立の国営ボヤナ・スタジオ民営化で米ハリウッドのニュー・イメージ社が05年に買収し、改名)
コンピューターを駆使する特殊効果やデジタル編集の部門は最新設備がそろい、技術者も250人規模で欧州では最大級だそうです。
スタジオにはニューヨークの街並みを再現した野外セットもあります。
そのうちパリやロンドンの街並みも再現される日も来るのではないでしょうか。
隣国のルーマニアもコストが売り物だそうです。
ニコール・キッドマン主演の『コールドマウンテン』はカナダで撮影予定でしたが、コストを理由にルーマニアに変更されたそうです。
その時は、全く知らずに映画の世界に浸っていました^^
こういう背景も知りながら作品を観ると面白いかもしれません。
製作費の一部が返ってくる税優遇措置も導入され、各国で誘致合戦を繰り広げているそうです。
今後の映画製作はどのようになっていくのでしょうか。