MADAR GALLERY



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POST切手展

東京ミッドタウン・デザインハブにて開催中の
「POST切手 ~郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」展に行ってきました。

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200名ものグラフィックデザイナーたちがオリジナルの切手をデザイン。
奥行きのあるフロアには、ずらりと切手・切手・切手。
一つ一つ眺めながら、蟹歩きです。
個人的に、印象に残った作品をご紹介したいと思います。

タケウチ ノリコさんの「ランドルト環切手」
ランドルト環とは、視力検査で用いられる図形で、円環の上下左右(場合によっては上下左右に対して45度)の方向に切り欠きがあるものを言います。
5メートル離れて切手を見ると書いてありました。
発想がユニークだと思います。想像もしたことがありませんでした。
他にも、QRコードに母の小言がこめられていたり、1面真っ黒の10円切手があったりと幅広いデザインに関心させられました。

郵便が変わり始め、切手のデザインはどう変わっていくのでしょう。
電子メールがこれだけ普及しても切手の魅力はかわりません。
むしろ「切手」という存在が、新鮮にも感じる時があります。
この33×25ミリの中に、相手への想いが詰まっていると思うのです。
2月3日(日)まで開催です。

気が付くと、外は真っ暗。
バレンタインまでのイルミネーションも、冬の透明な空気の中で一段とキラキラしていました。

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by madargallery | 2008-01-30 11:06 | ART

『歯医者さんが作ったチョコレート』

突然ですが、チョコレートはお好きですか?
私は、大好きです。次から次へと新商品が登場し、ついつい手にしてしまいます。
そんな私に、友人が教えてくれたチョコレートがあります。
その名も『歯医者さんが作ったチョコレート
「チョコをなめて、むし歯を予防」というのです。
砂糖を使わないで、キシリトール100%だから・・・だそうです。なるほど。
「かわいいパッケージ」で「むし歯を予防」できるのなら、これは、買ってみなくては!

こちらの商品、指定の歯科医院のみ購入可能で、残念ながら一般のお店での購入ができません。
私が購入した歯科医院の先生は、この『歯医者さんが作ったチョコレート』の食べ方を丁寧に指導してくれました。
(チョコレートの正しい食べ方なんて、少し面白いですよね。)

2月も間近。女性の間では、バレンタインデーの話題で盛り上がっていますね。
今週末、お目当てのお店はきっと凄いことになっているはずです。

大切な歯、いや、あの人のために、どんなチョコレートを贈りましょうか?

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by madargallery | 2008-01-26 14:54 | 日々のこと

遅咲き、型破りの画風

鮮やかな色彩や個性的な作風で知られる片岡球子さんが16日、急性心不全のため神奈川県藤沢市内の病院で死去されました。103歳でした。
代表作には、武将や浮世絵師など男性の肖像を題材にした「面構」シリーズなどがあります。
82年には日本芸術院会員、89年には文化勲章を受けました。
片岡さんは、日本画の歴史に大きく貢献された女性でもあります。

「遅咲き、型破りの画風」

先日、片岡さんに関する記事を見つけました。
画家としての飛躍のチャンスをつかんだのは50歳を過ぎてからだそうです。
有名な「面構」シリーズを描き始めた時は、61歳になっていたとのこと。
自活のための小学校の教諭と絵筆を執る生活は30年も続いたという話には驚きました。

「絵にも教育にも同じ値打ちがある。両方とも苦にならなかった」

という言葉には、凛とした強さを感じます。
片岡さんの生き方は、作品と共に私達にも大きな強さを残してくれました。

ご冥福をお祈りいたします。
by madargallery | 2008-01-23 12:03 | ART

~複眼リアリスト~ 諏訪敦絵画作品展

その絵の前に立つと、あまりのリアルさに時の経過を忘れてしまうのです。

~複眼リアリスト~ 諏訪敦絵画作品展に行ってきました。
諏訪氏は、美術界のみならず様々な方面より注目されている方です。

個展開催場所は、JR総武線信濃町駅近くにある佐藤美術館
今日は、諏訪氏とサウンドアーティストのmamoru氏のコラボレーションによるイベントがありました。

各フロアでの学芸部長の立島氏と諏訪氏による解説が、私達を超絶的描写の世界にさらに引き込んでいってくれました。
「father」と題された作品。前衛舞踏の先駆者大野一雄、慶人両氏とのプロジェクト。
「JAPANESE BEAUTY」「SLEEPERS」など数多くの作品の背景と共に、諏訪氏の作品に対する想いと深いこだわりが伝わってきました。
・・・「描くことの意味」

また、サウンドアーティストのmamoru氏の創る音の世界。
ポツン、ポツンと水が滴るような音。自分が何かから解き放たれたような心境で観る作品は、また違った作品に感じました。
髪の毛が風でゆれるように、足でシーツを引き寄せるように、息遣いさえも聞こえてくる・・・
見事なコラボレーションでした。

26日(土)には、「超絶描写VSコロタイプ」のイベントも開催されます。
コロタイプとは、約150年前フランスで生まれた印刷技術のこと。製版、印刷とともに大変手間ひまのかかる技術です。
画家諏訪氏と文化財の極めて精密なレプリカ製作で知られる便利堂コロタイプスタジオとの描写表現への挑戦。
貴重なイベントになると思います。

今回の個展は、私にとっても大変意味のある個展になりました。
2月24日(日)まで開催です。
by madargallery | 2008-01-21 01:45 | ART

福が来た!

金沢より福が来ました。
金沢の名店、落雁専門店 諸江屋さん。

お正月の縁起菓子として「福徳せんべい」があります。
俵や打ち出の小槌をかたどった煎餅の中に七福神の砂糖菓子やだるまの土人形が入っています。
カラカラとかわいい音がして、ワクワクさせてくれます。
何が入っているかは、割ってからのお楽しみ!
同じ縁起菓子として紅と白のお椀型のもち米煎餅を合わせた「久寿玉」というものがあります。球体の中に6種の金沢古来の駄菓子が詰められています。
最近では全国的に、このお正月の縁起菓子が人気を集めているようで、ようやく手にすることができました。
金沢では「福徳」、おみくじが入った「辻占(つじうら)」、「福梅」の三つの菓子がそろわないと新年を迎えられないというほど、これらが大事にされているのだそうです。

金沢といえば「和菓子」
慶弔などの儀礼的な場、季節ごとの日常生活の中にもさまざまな菓子が用いられていて、菓子屋は藩より大切にされた家業であったと言われました。
それが、今日の菓子業発展に結びついたと考えられているようです。

遊び心あふれる縁起菓子は、子供から大人まで楽しませてくれます。
小京都「金沢」は、歴史の街でもあります。見てよし、歩いてよし、食べてよし。
また、おしゃれな雑貨屋さんやカフェもたくさんある街でもあります。
美しい和菓子が今に受け継がれているように「美」の心もちゃんと受け継がれているのですね。

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by madargallery | 2008-01-16 19:11 | ART

睦ビ月新賀ヲ願フ

三軒茶屋の裏道を少し入ったところにある『RAIN ON THE ROOF
そこで、きえん屋2008年事初め「睦ビ月新賀ヲ願フ」というイベントがありました。
・・・きえん屋?
「奇縁、季宴、喜縁。ふしぎな縁を結び、季節を喜ぶ宴をつくりあげる。」それが、きえん屋だそうです。
なんだかとても、おめでたいですね。

『RAIN ON THE ROOF』の場所は、まだ三軒茶屋が学生街だったころからたくさんの人の集いの場となった宴会場でした。
落ち着いたカフェへと変身した今も、たくさん人の集いの場となっています。

ごはんとおつまみは、an:coさん。お茶とお菓子はhit-meさん。
お花は小野みほこさん。そしてイラストはおかめ家ゆうこさんと賑やかな顔ぶれです。
入り口では、「おかめ」ちゃん付き、おみくじをいただきました。
受付からワクワクさせてくれるなんて!

an:coさんの作ってくれたごはん、本当に美味しかったです。
「食のしつらえ人」ことan:coさん。素材に対する考えがしっかりしているのです。
「カムジャタンの雑煮」をお願いしたのですが、ほくほくのじゃがいももお祖母様がついてくれたお餅も気持ちが伝わってきましたよ。
体も心もポッカポカになりました!ご馳走様でした!

おみくじにはこう記されていました。
「軽やかに、すぃすぃと幸せはやってくるのでしょう」
よい年になりそうな、そんな和やかな楽しいイベントでした。
by madargallery | 2008-01-13 20:00 | ART

「ART@AGNES」

行ってきました「ART@AGNES 2008
「ART@AGNES」とは国内各地から集まった現代美術ギャラリーがホテル客室をブースに仕立て、作品を展示するアートイベントです。
4回目の開催となる今回は、現代美術を専門とした33軒のギャラリーが参加。
ベテランギャラリーだけでなく、オープンしたての若手ギャラリストが運営するギャラリーも数多く出展とのこと。
(昨年の11月にも、綴らせてもらっています。こちらもあわせてご覧下さい。)

神楽坂の赤城亭でランチをしたあと、アグネスホテル アンド アパートメンツ東京へ向かいました。
やはり、今日も雨の神楽坂・・・
このイベントは時間までの予約制。しかし、すでに受付では人・人・人。
1Fでは、81.3 FM J-WAVE : MODAISTAが、昨年に引き続き、神楽坂の「ART@AGNES」会場より、公開生放送をしていました。
目の前で見るアンドレア・ポンピリオさん、素敵でした!

「さあ!スタートだ!」いざ、エレベーターで5Fへ。
ゲストルームの他にもホテルのあちこちにアートを発見。
驚いたのは、壁面だけでなく、ベッドの上、テレビにて映像表現、バスルームまで部屋全体を使い、アートの空間を作りだしているのです。
(J-WAVE : MODAISTAのフォトレポートをご覧いただくと、より、わかりやすいと思います。)
33軒のギャラリーは大変個性的でした。

多くの人と、多くのアート。私の頭の中は、今までにない凄い状態になりました。
紙・絵の具・光・音・身体・・・すべてのものが絡み合って新しい空間が生まれます。
自分の中にある「ナニカ」を表現する力を強く感じた1日でした。

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by madargallery | 2008-01-12 19:49 | ART

夜のギャラリー

南青山の裏道を歩いていくと、コンクリート打ちっぱなしの建物。
背の高い扉は自動ドアとなっており、そこから見える空間は「近未来」・・・そんな言葉が浮かびます。
そう、ここは『galleryROCKET
過去に原宿の同潤会青山アパートの一室で約9年間に渡り新進気鋭のクリエーターとコラボレーションしてきました。
そして2年弱の休廊のあと、2007年11月にこの場所に移転オープンしたのです。
このギャラリーの魅力の一つは、夕方5時から夜9時まで開館ということ。
まさに「夜のギャラリー」です。仕事や食事の後でも楽しめるのが嬉しいですね。

現在は「CAP BOOK MARKET」展が開催中。
BRUTUSやVOGUE NIPPONなどの雑誌のアートディレクション&デザインを手がけるデザイン事務所CAPの代表、アートディレクター藤本やすし氏。
その藤本氏のコレクションとして、保存されていたヴィンテージマガジンが展示・販売されています。
アーティストユニット・森(飯田竜太氏+内沼晋太郎氏+施井泰平氏)、写真家・かくたみほ氏、美容師・伊藤和明氏(ACQUA Aoyama)による、本を使ったアート作品も展示を行われています。
1940~50年代のEsquireなど、丁寧に保存された貴重なものとの対面に感動します。

今回のイベントは、ブックコーディネーター内沼晋太郎氏がプロデュースしています。
内沼氏に関連することは、昨年のブログにも綴らせてもらっていますが、ここで改めてご紹介。

2003年、本との偶然の出会いをプロデュースするユニット「ブックピックオーケストラ」を設立。
自身の「本とアイデア」のレーベル「numabooks」を設立し、アパレル、カフェ、ホテルなどのブック・コーディネイトをメインに、いろいろな業界で企画・ディレクションの仕事を手がけられています。
私とブックピックオーケストラとの「偶然の出会い」はBankART1929でした。
その時の偶然の出会いにより、本に対する意識が変わったのです。
今回のイベントも、やはり内沼氏らしいプロデュースが光っていました。

金曜日の夜、お洒落なギャラリーで貴重なヴィンテージマガジンと出会ったあと、隠れ家的バーでのお酒はきっと格別に違いありません。

12日まで開催中です。
by madargallery | 2008-01-11 19:27 | ART

居心地のいい空間 『Gallery Conceal』

「居心地のいい空間」・・・そう感じました。
先日、『Gallery Conceal』に行ってきました。
渋谷の雑居ビルの階段を上がると不思議な白い空間が現れます。
Cafeも併設された、まさに渋谷の隠れ家的ギャラリー。
こちらは、若手のアーティストから第一線で活躍のアーティストまで幅広く作品を展示しています。
今回、パーソナルキュレーターの絢子さんにお話を伺うことが出来ました。
初対面なのに快くいろいろなことを教えて下さいました。
そんなお人柄だからこそ、ここには人が集まるのだと実感しました。

また、画家の池平徹兵さんの作品も拝見することが出来ました。
ご本人も気さくな方で、作品のこと・完成に至るまでを語って下さいました。
2008年 1月6日(日)~1月12日(土)まで「花咲く水槽」展が開催中です。
12日にはgOさんとのLIVE & ARTIST TALKも行われます。
アートと音楽。どのような空間になるのでしょう・・・楽しみです。
タイトルからも伝わってくるように「水」を想像させてくれる独特な世界観と鮮やかな色彩が白い壁面に広がっています。
随所にも少年のような遊び心があり楽しませてくれました。

今月もアートな月となりそうです。
その模様もまたお伝えしていきたいと思います。
by madargallery | 2008-01-08 13:09 | ART

もう一度読みたい本「赤毛のアン」

今年は「赤毛のアン」が、出版されてから100年目にあたる年です。
生誕100年を記念し、NHK教育テレビで特集番組「ようこそ!“アン”の世界へ」が放送されました。
「赤毛のアン」と言えば、ルーシー・モード・モンゴメリが1908年に発表した長編小説。皆さんもよくご存知の作品ですね。
プリンスエドワード島のグリーンゲイブルズ。アンを囲む人々の心温まる愛。
世界名作劇場が大好きだった私は、今でもハッキリとその映像が残っています。
テレビから美しい森のキラキラした光景が伝わってきたり、想像力豊かでおしゃべりのアンの世界に引き込まれたりしたものです。

今回の特集番組では、「赤毛のアン」ファンが世界中にたくさんいるということがわかりました。
作者、モンゴメリの幼少時代のこと。
初代翻訳者の村岡花子さん(東洋英和女学院の卒業生)のこと。
シリーズ全作には、シェイクスピアやイギリス、アメリカの詩、『聖書』の句が多数引用されていることなど・・・奥深い事を知ることが出来ました。
2008年になった今、もう一度読んでみようと思います。


「自分の未来はまっすにのびた道のように思えたのよ。
いつもさきまで、ずっと見通せる気がしたの。
ところが、今、曲がり角にきたのよ。
曲がり角を曲がったさきに何があるのかは、分からないの。
でも、きっと一番良いものにちがいないと思うの。
それにはまた、それの素敵に良い所があると思うわ。
その道がどんな光と影があるのか、どんな景色が広がっているのか、
どんな新しい美しさや曲がり角や、丘や谷がそのさきにあるのか、それは分からないの。」

「赤毛のアン」より

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by madargallery | 2008-01-04 08:48 | 日々のこと


しおざき まさこ の日々のこと

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ART空間散歩人
しおざき まさこ


・・・・・・・


「ART空間散歩人」として、美術館や劇場をはじめ、素敵なART空間を散策し、自分なりの言葉で綴っています。
アート、映画、音楽が大好きです。

人と人とのつながりを大切に、緑溢れる公園・カフェ・美術館など様々な空間で、既存の枠にとらわれることなく自由な発想で芸術を楽しむ・・・
これからもそのような、空間をつくるお手伝いをしていきたいと思っています。そして、皆さんと楽しい時間を共有できたら嬉しいです。

また、刺繍作家・イラストレーターとして、日々創作活動を続けています。

どうぞよろしくお願いいたします。


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