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カテゴリ:映画のはなし( 67 )


『ジェイン・オースティンの読書会』

「ジェイン・オースティンの読書会」を読んでいます。
きっかけは、私もスターバックスでした。
4月12日(土)から、ル・シネマで上映される映画『ジェイン・オースティンの読書会
作品中、記念すべき読書会メンバーの初顔合わせは、スターバックスで開かれます。
各々のお気に入りのコーヒーを飲みながら、誰がどの本を担当するかを決めたのです。

スターバックス コーヒー ジャパンでは、期間限定で渋谷付近の20店舗内に6冊のジェイン・オースティン作品が自由に閲覧できる特設文庫コーナーを開設しています。
骨董通り店でも、レジ近くの小さなテーブルにピンクのテーブルクロスがかけられ、ジェイン・オースティン作品が数冊並んでいます。
“人生に悩んだ時の必読書”と言われるジェイン・オースティンの小説。人気がありますね。

ところで、「読書会」が日本国内でも、じわじわ浸透しているようなんです。
アメリカでは、空前のブームになっていると言われています。
『ジェイン・オースティンの読書会』の訳者・矢倉尚子さんが、読書会の最新事情をレポートしています。
読書会ノススメ」も面白いので、ご紹介します。
by madargallery | 2008-04-06 17:15 | 映画のはなし

秒速5センチメートル

ある1本のDVDを薦められました。
「ものすごく、いいから!」

それは、昨年渋谷シネマライズで上映されていた『秒速5センチメートル
ひとりの少年を軸にして描かれる、独立した3本の作品からなる連作短編アニメーションです。

アニメーションでここまでリアルに美しく表現出来るとは!本当に驚きました。
過去に、わたせ せいぞうさんの『ハートカクテル』を観た時も、今までにないアニメーションで感動しましたが、この作品も私の中でまた新たな感動を生みました。
いまここにある日常や見慣れた風景を丁寧に描き、日々誰もが感じている感覚を表現しているのです。
山崎まさよしさんのせつなくて美しいメロディーの「One more time, One more chance」
またこの映画を盛り上げているんですよ。
観終わった後、何とも言えない懐かしい気持ちになりました。
映像がリアルな写真のように、場面ごとに記憶に残りました。


最後に、秒速5センチメートルって?聞きなれない言葉。
これは「桜の花びらが舞い落ちる速度」を表すのだそうです。
あちらこちらで桜が満開の今。
ハラハラと舞い落ちる桜を眺めながら、この言葉が浮かびます。
by madargallery | 2008-03-29 03:00 | 映画のはなし

桃まつり Presents 真夜中の宴

3月・・・楽しみにしているイベントがあります。
それは、3/29(土)~4/11(金)連日21:10より渋谷ユーロスペースにて開催される
=女性監督たちの短編映画祭 桃まつり Presents 真夜中の宴=
脚本も手がけた9人の女性監督による12の短編作品を集めた映画祭です。

それにしても、女性監督の活躍が絶好調だと思いませんか?
同じ女として嬉しいし、そして凄いことだと思うのです。

『殯の森』の河瀬直美監督、『ゆれる』の西川美和監督、『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督(『犬猫』も面白かった・・・)
どの作品も、非常に味のある作品だと思いました。女性ならではの目線というか、心理描写が丁寧なんでしょうか・・・それでいて作品の中にはある意味、男っぽさも感じる部分もあるのですが・・・

今回の『桃まつり Presents 真夜中の宴』の興味深い点として、この9人の女性の姿があります。
映画制作以外の顔も持つ9人の女性達・・・映画プロデューサー、制作、脚本家、役者の他に、病院勤務、派遣社員、主婦といった映画の世界と別の顔を持つ方もいるというのです。
だからこそ、それぞれの目線での描き方に期待してしまいます。

いい作品と出会えるチャンス。新しいモノを発見したり、出会えたりの季節、春。
「真夜中の宴」・・・桜と共に楽しみです。
by madargallery | 2008-03-19 13:29 | 映画のはなし

フランス映画祭2008

フランス映画ファンが心より楽しみにしている「フランス映画祭2008」が本日より開催します。
会場は、3月13日(木)~16日(日)が東京 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。
3月16日(日)~18日(火)は、大阪 TOHOシネマズ なんば となります。

昨年の団長カトリーヌ・ドヌーヴさんに続き、今年はソフィー・マルソーさん。
そして緊急告知として、明日14日フレンチ・シネマカフェ(ヒルズカフェ)にてサイン会を開催されるようです!映画祭の鑑賞券、半券を持って急ぎましょう!

今年も面白そうな作品が目白押しです。
フランス映画祭団長でもあるソフィー・マルソーさんが自ら出演もする監督作品の『ドーヴィルに消えた女(LA DISPARUE DE DEAUVILLE)』をはじめ、数々の作品を上映。

恒例のオープニングイベント、レッドカーペット。
本日夕方、豪華な顔ぶれが並び、六本木も一段と華やかになりそうです。
by madargallery | 2008-03-13 14:22 | 映画のはなし

気になる2作品

気になる2作品をご紹介します。
1つは昨日より公開の『接吻
万田邦敏監督、 出演:小池栄子さん、豊川悦司さん、仲村トオルさん。
冴えない毎日を送るOLの京子が、テレビのニュースで知った凶悪殺人犯に興味を抱きのめり込んでいくというストーリー。
ラストは想像を超える展開と話題になっていますね。

昨年、万田邦敏監督を迎えての『接吻』についてのQ&Aでの質疑応答で、観客からフランソワ・トリュフォー監督の『アデルの恋の物語』のイザベル・アジャー二を思い出したという方がいらっしゃいました。
愛にかけた女の情念というのでしょうか・・・究極の愛の形です。

そして、もう1作品、クロード・ガニオン監督『窯焚 -KAMATAKI-』
父の死によって生きる意欲を失っていた日系カナダ人の青年と、信楽に住む世界的な陶芸家の叔父との関わりを描いた作品。
出演は、藤竜也さん、吉行和子さん、マット・スマイリーさん。

そして、個人的には両作品とも「文字」としても、じっくり読んでみたいのです。
自分の中で、どのように消化できるのか、それが気になるのです。
by madargallery | 2008-03-09 02:51 | 映画のはなし

第80回アカデミー賞

米映画最高の栄誉、アカデミー賞の第80回発表・授賞式が24日夕(日本時間25日午前)、ロサンゼルスのコダックシアターで行われました。
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン兄弟が監督をつとめた『ノーカントリー』が作品、監督、助演男優、脚色の主要4部門で受賞しました。

主演女優賞は、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」で伝説の歌姫を熱演したフランス人のマリオン・コティヤール。
初めてのノミネートで栄誉を手にしました!
この作品、ご覧になった方も多いと思います。
実在した偉大な人物を演じるプレッシャーは相当なものだったでしょう・・・。
映画を観終わった後、作品以上に彼女の演技力が記憶に残りました。
今回の受賞はその結果であり、個人的にも本当に嬉しかったです。

米脚本家組合(WGA)ストで危ぶまれていた授賞式。
華やかに幕を降ろしました。
また今年もたくさんのよい作品を期待しています。

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by madargallery | 2008-02-26 09:53 | 映画のはなし

さよなら・・・厚木テアトルシネパーク

新しくオープンする映画館があれば、お別れをしなくてはいけない映画館もあります。

厚木市で唯一残っていた映画館「厚木テアトルシネパーク」が厚木PARCOの閉店に伴い、2008年2月24日に閉館となります。
単館系でしか観ることのできない作品の中から、お客様の投票をもとに上映作を決める「シネマセレクション」というイベントを続け、映画ファンに親しまれてきました。
最後のイベントとして『オリヲン座からの招待状』を上映。
宮沢りえさん×加瀬亮さん×三枝健起監督の舞台挨拶があります。
この「オリヲン座からの招待状」は、昭和30年代の京都の小さな映画館を舞台に、映画を愛した男女の物語です。
最後の上映作品となってしまうのですね・・・

この映画館は、多くの人々に笑いと感動を残してくれたはずです。
さよなら・・・厚木テアトルシネパーク。

- ありがとう あなたがいてくれたこと -
「オリヲン座からの招待状」より
by madargallery | 2008-02-09 18:01 | 映画のはなし

ペルセポリス

下北沢の短編映画館トリウッド、渋谷にあるイメージ・フォーラムでも世界のアニメーションを観てきましたが、今回注目しているのはこちら。

2007年第60回カンヌ国際映画祭コンペティション出品 審査員賞受賞として話題のアニメーション映画『ペルセポリス(Persepolis)』

イラン出身のイラストレーターであり、漫画家のマルジャン・サトラピとフランス人イラストレーター、ヴァンサン・パロノーが共同制作したアニメ映画です。

舞台は、1970年~90年代の激動のイラン。どんな時でも生きる勇気とユーモアとロックを忘れない主人公の少女・マルジの成長が描かれています。
マルジの声にキアラ・マストロヤンニ、母親役にカトリーヌ・ドヌーヴ(実の母娘)という豪華な共演が実現したのも興味深いです。
主人公マルジとは、原作者で監督も務めた、マルジャン・サトラピのことです。
そして、タイトルの“ペルセポリス ”とは、世界遺産でもあるイランの古都ペルセポリスのこと。

この作品の制作現場では、大変な作業が繰り広げられていました。
原作に忠実なものにするために、制作チームは試行錯誤しながら、原画をフェルトペンでなぞる「トレーシング」を採用したのです。
独特のタッチで描かれたモノクロのイラストが、「恐さ」を、また「ユーモア」を表現しています。
そして、どこか懐かしさを感じ、不思議と人を惹きつける力を持っていると思います。

この作品を通して、遠い国で起こっている現実を、身近な問題として考えてほしいというメッセージが伝わってきます。

12月22日より渋谷シネライズを皮切りに全国ロードショーです。
by madargallery | 2007-12-15 13:56 | 映画のはなし

『ヒマラヤ杉に降る雪』

ヒマラヤ杉に降る雪』-Snow Falling on Cedars-(1999)
戦争で引き裂かれた日系人女性と米国人男性の恋を描いた物語です。

原作は、第二次大戦中アメリカに実在した日系人収容所と日系人差別の問題を描き、アメリカで400万部以上を売ったデビッド・グターソンの小説。
「シャイン」でアカデミー賞にノミネートされたスコット・ヒックス監督が映画化した作品です。

この映画で本格的なハリウッド・デビューを果たした工藤夕貴さん。
日系人女性ハツエ役を見事に演じきりました。

太平洋戦争開戦の引き金となった、真珠湾攻撃。
アメリカ国内では、日系移民に対する妄想や疑惑が広がっていきます。
まもなく、政府の命令で、日系人は収容施設に送られ終戦までそこに留められることになったのです。
映画の舞台となるのは、第二次世界大戦から数年が経過した、ワシントン州北西部の小さな移民の島。
幼い頃、イシュマエル(イーサン・ホーク)とハツエ(工藤夕貴)は、白人と日系人との間柄、密やかな愛をヒマラヤ杉の洞で育んでいました。
しかしその愛は第二次大戦の勃発と共に打ち砕かれます。
強制収容所へ送られたハツエは、やがて同じ日本人の血を持つカズオと結婚。
戦後9年を経た冬、イシュマエルとハツエは一級殺人をめぐるカズオの裁判で再会することとなりましたが・・・

過ぎ去った思い出は美しいけれど、愛と憎しみが切なく絡み合っていきます。

疑い・不安・憤り・悲しみ。
戦争と人種偏見。そして平和とは・・・
雪が降りしきるヒマラヤ杉の林が、自分に深く語りかけているような感じがします。

今 ここで伝えることに意味があると思い、綴らせていただきました。

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by madargallery | 2007-12-07 23:24 | 映画のはなし

ポケットフィルム・フェスティバル

日本初の携帯電話による映画祭「ポケットフィルム・フェスティバル」が横浜で開催されます。
開催期間は、12月7日(金)から、9日(日)の3日間。
携帯電話による映像表現の発展を目指したもので、日本初の携帯電話を撮影機材とした映画祭です。
場所は、東京芸術大学大学院映像研究科 横浜キャンパス(新港会場、馬車道会場)です。

2005年には、「フォーラム・ド・イマージュ(Forum des images)」(パリ市立映像フォーラム)が世界に先駆けて開催し、2007年6月にはその3回目がポンピドゥー・センターで開かれました。
今年、9月に東京藝術大学とフォーラム・ド・イマージュが交流協力協定を締結し、このフェスティバルを世界規模で発展させるため、横浜で開催されることとなったそうです。
日本をはじめとし、アジアやヨーロッパより多数の公募作品の中から、スクリーン上映部門とモバイル・ディスプレイ部門に分かれて上映されます。

日々の生活の中で遭遇する「ハッ!」した瞬間・・・確かにあります。
今回はのイベントは、常に持ち歩いている携帯電話が持つ機能を最大限、いえ、それ以上に活用されていると思います。
自由と創造の可能性。
本映画祭を期に、今後の携帯電話が持つ映像表現の可能性に期待できます。


お問い合わせ先
ポケットフィルム・フェスティバル実行委員会事務局
横浜市中区新港2-5-1 東京芸術大学大学院新港校舎内
045-210-9297
by madargallery | 2007-12-05 13:21 | 映画のはなし


しおざきまさこの日々のこと

by madargallery
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しおざきまさこ

ART空間散歩人
刺繍作家
イラストレーター
小さな雑貨屋さん

「ART空間散歩人」として、美術館や劇場をはじめ、素敵なART空間を散策し、自分なりの言葉で綴っています。
アート、映画、音楽が大好きです。
また、刺繍作家・イラストレーターとして、日々創作活動を続けています。
よろしくお願いします。

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