東京ミッドタウン・デザインハブにて開催中の
「POST切手 ~郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」展に行ってきました。
200名ものグラフィックデザイナーたちがオリジナルの切手をデザイン。
奥行きのあるフロアには、ずらりと切手・切手・切手。
一つ一つ眺めながら、蟹歩きです。
個人的に、印象に残った作品をご紹介したいと思います。
タケウチ ノリコさんの「ランドルト環切手」
ランドルト環とは、視力検査で用いられる図形で、円環の上下左右(場合によっては上下左右に対して45度)の方向に切り欠きがあるものを言います。
5メートル離れて切手を見ると書いてありました。
発想がユニークだと思います。想像もしたことがありませんでした。
他にも、QRコードに母の小言がこめられていたり、1面真っ黒の10円切手があったりと幅広いデザインに関心させられました。
郵便が変わり始め、切手のデザインはどう変わっていくのでしょう。
電子メールがこれだけ普及しても切手の魅力はかわりません。
むしろ「切手」という存在が、新鮮にも感じる時があります。
この33×25ミリの中に、相手への想いが詰まっていると思うのです。
2月3日(日)まで開催です。
気が付くと、外は真っ暗。
バレンタインまでのイルミネーションも、冬の透明な空気の中で一段とキラキラしていました。