舞台「
八犬伝」を観に行ってきました。
場所は
Bunkamura シアターコクーン。
新たな視点で「南総里見八犬伝」を舞台化した「八犬伝」(青木豪台本、河原雅彦演出)に阿部サダヲさん、瀬戸康史さん、田辺誠一さん他が出演されています。
「八犬伝」は、滝沢馬琴(1767~1848年)が書いた長編伝奇小説「南総里見八犬伝」が原作。
時代は室町。安房国里見家と不思議な縁で結ばれた「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の玉を持つ8人の若者の活躍が描かれています。
中でも信乃役の阿部サダヲさんの存在が圧倒的。
テンションの高さと絶妙な間で爆笑を誘い、阿部さんワールド炸裂です。
また、幕開けとともに登場する和太鼓も緊張感を出し、私たちをこの物語の世界にグッと引き込んでくれます。
セットもまるで日本画の中にいるよう。
特に殺陣シーンは素晴らしい。
剣を握って踊るように舞台の上を駆け回る・・・。
長時間の芝居、セリフ、殺陣・・・。
どれだけの練習を積み重ねてきたのでしょう。
日々の積み重ねが大切ということを実感。
役者さんてすごい!スクリーンの中よりも生き生きしています。
なんというか、自分の力を120%いや120%以上発揮されているのがひしひしと伝わってくるのです。
とにかく面白かった舞台「八犬伝」
再演があったら、是非観に行きたいです。