MADAR GALLERY



映画資料でみる 映画の中の日本文学 Part2

京橋にある東京国立近代美術館-フィルムセンターへ行ってきました。
『映画資料でみる映画の中の日本文学』展が目的だったのですが、あまりの人の多さに驚きました。
どうやらその方々は同時に大ホールで開催されている『EUフィルムデーズ2009』が目的だったようです。
『EUフィルムデーズ2009』とは欧州連合(EU)加盟国の近作を一堂に集め、ヨーロッパ社会・文化の多様性を紹介するユニークな映画特集で、上映作品の監督やプロデューサーなど来日ゲストを招いてのシンポジウムやトーク・イベントが開催されるのです。
そちらも行きたかったのですが、時間の関係で今回は断念。

目的の『映画資料でみる 映画の中の日本文学 Part2』
会場は夕方だったせいもあり、ほぼ私1人で楽しませていただきました。
昭和の始まりから終戦期までに主に活躍した作家たちの原作による映画作品がずらり。
こちらの企画展の内容の濃さにいつも驚かされます。
ここまでの情報を提供していただけるとは感謝です。
フィルムセンターの所蔵品を中心とするスチル写真・ポスター・シナリオなどの展示。
過去にタイムスリップする感じがいいんです。暗い展示室、懐かしい匂い、映写機の音・・・。

映画大国日本も、百年以上にわたる歴史を通じて、個々の文学作品が各時代の文化状況の中で一本の映画に翻訳されました。
岸田國士『暖流』、プロレタリア文学 小林多喜二『蟹工船』、時代小説 長谷川 伸『瞼の母』、異端の文学、通俗小説、児童文学、劇作家・・・とわかりやすく分類されています。
中には、ある外国文学を日本語に訳した作家と出版社社長に対しての刑法の問題も取り上げられたブースもあり、表現の自由について深く考えさせられました。
これらの作品が人々にどのように伝えられていったかという道のりをじっくり見直すと、時代背景が浮かび上がってきました。

是非おすすめしたい企画展です。
6月18日(木)まで開催中です。
by madargallery | 2009-06-13 15:44 | 映画のはなし
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しおざきまさこの日々のこと

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しおざきまさこ

ART空間散歩人
刺繍作家
イラストレーター
小さな雑貨屋さん

「ART空間散歩人」として、美術館や劇場をはじめ、素敵なART空間を散策し、自分なりの言葉で綴っています。
アート、映画、音楽が大好きです。
また、刺繍作家・イラストレーターとして、日々創作活動を続けています。
よろしくお願いします。

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